腑に落ちる、納得するまで 思い出編
〜2019-4-3〜
小学生の頃ピアノを習っていた時のお話
音楽学校を受験する時期、当時の先生に相談し、希望校と『そこの先生に習った方がいいか?』伺ったところ
機嫌を悪くし、八つ当たりしてくる…
当時の私には成すすべもなく、黙るしかなかった
古い世代の先生、考え方で
『別の先生に習うのは御法度』という暗黙のルールがあった
その後、その先生とは上手く行かず音大へ
そして現場で、世界で活躍する演奏家兼先生達は口を揃えて
『色々な人と出会い、学んで、自分で成長して下さい。私が言っていることが正しい時もあれば間違っている時もある』
これは本当に大切なこと
さて、本物の指導者とは?
昨日のドリブルデザイナー岡部さん
息子『僕が言っていることが絶対ではない。間違っていることもある。自分達で正解を見つけて下さい』って岡部さん言ってたよ
いつも岡部さんや、本物の指導者が言い続けていること。
前回のクリニックでも、その前も同じ事を言い続けていらっしゃる
この方との出会いに感謝してほしいな
芸事では守破離の考え方
面白いことにどの業界にも通じるし、本来の師弟関係のあるべき姿
息子さん、感謝出来るようになれるか
そして夜のスペアス
稲若さんが通訳
通訳は省く内容、プラスアルファを入れてくれる
とある1vs1のシーン
ディフェンス時
相手を見て守り切った息子さん
他の子達はボールだけを見てかわされたりする
フェルナンドが良い例として息子さんの守り方を皆んなに見せて説明
しかし息子さんの受け止め方は
『ボールだけを見ろって言われた。納得いかないんだけど 俺、止めてたよ!』
ん ?
何故そう受け止める?
どうやらキャッチボールが見事斜め45°へ行ったようだ(笑)
私『納得いかないなら、フェルナンドと稲若さんに聞いておいでよ』
息子『そのつもり 』
トレーニング後
稲若さんの本とペンを持ってサインをもらい(笑)
突撃
息子『ボールを見る、相手を見る、スペースを見る、1vs2の見方で違うんだだって 俺のは間違ってなくて"ボールも見れるよう"にだって 』
でしょうね
大切なのは
納得いかない時は必ずぶつける(ぶつけ方も考えないといけないけど)
日本人の習慣として
『その場で言わず、後でモリモリ言う』
外国人や帰国子女の方々と話すと
『日本人は何故その場で言わないんだ?』
とよく言われます。
良い悪いではなくて
耐えたり、相手を慮って言わなかったり、と色々理由があるのですが
その場で解決出来ないのが、不思議で、残念らしい
昨日のトレーニング後、質問しに行ったのは息子さんだけ
そして5〜6人の子供たちが興味深そうにわらわらと集まる
このコミュニケーションの間に新しいことを学べたりするし、何よりもスペイン語が聞ける
私の最初の師匠(と呼べる人)に言われたこと
先生は利用するものだぞ