セルタキャンプ千葉最終日 思い出編
〜2019-8-6〜
最終日の片山コーチのブログから
セルタキャンプ千葉最終日。
今日のテーマはREGATE(抜くドリブル)
午前中は抜くドリブルを仕掛けるために必要なポイントを細かく指導していました。
そこでも敵を交わしに行くタイミングと場所を考えることが大事だと話していました。
今日に限らずどんなテーマでも試合の中でどう活かすをベースに話してくれるので選手は何をすればいいかが理解しやすいんだろうなと思って聞いていました。
そして、午前のトレーニング中にはプレースピードの重要性を選手に熱く伝えていました。
練習で何度も君たちにパススピードを要求したと思う。
それとパススピードだけじゃなく、パスを出す足にもこだわって欲しいということも話したよね。
それはサッカーにおいてスピードは凄く重要なことだからなんだ。
スピードと言ってもスピードには色々な種類がある。
その中でもプレースピードがサッカーにおいては重要だ。
プレースピードを上げるには判断とその判断を実行するスピードが必要になる。
だからそのスピードを遅らせてしまう原因になるスピードが遅いパスや味方がプレーしにくい方向に出すパスなどはプレースピードを遅らせてしまうからチームのリズムを崩してしまう。
トラップでスピードに乗ることを要求してたのも、スピードを上げてボールを運んでいる状態で敵を見て判断することを要求していたのも全てはプレースピードを上げるためなんだ。
REGATEも一瞬の判断が出来なければ、仕掛けるべきタイミングで仕掛けることもできないし、パスをするべきタイミングもボールを放すこともできない。
だから一瞬の判断もサッカーにおいてプレースピードを上げるのに必要な要素だ。
コーチ陣からスペースが変わるとパフォーマンスが変わる選手がいるからと今回のキャンプでは午後のトレーニングの最後に色々なサイズのコートで試合をやらせて選手の評価をつけていましたが今日は最終日なので90分同じサイズのコートで評価をつけました。
Visión de Juego .
プレーに目的があるか。
Comprender Juego
サッカー理解度
Velocidad
スピード(判断スピードを含むプレースピード)
Competitividad.
競争力
など色々な部分から評価していました。
そして、選手を見るときに必ず何年生まれかをチェックしてからセルタのカンテラの選手と比較して評価していました。
セルタのカンテラのこのカテゴリでできるレベルにあるか?
リーガのカンテラのあのクラブならやれるな。
など常に評価の基準にあるのはセルタ やリーガのクラブ。
各選手の評価を聞いていて、通用する部分とそうでない部分をよく見極めてるなと感心していました。
このセルタキャンプでセルタの指導者たちがセルタカンテラ選手に求めていることが何かというのが日本の選手にかける言葉を聞いていればはっきりわかったので、今回マルコスやボルハやエロイから繰り返し言われた言葉を忘れないでもらいたいです。
求めていることは凄くシンプルだけど、今回参加した皆んなが実際に試合の中でどんな状況でも実行するためには上げなければならない部分がたくさんあるので日々のトレーニングから意識的に取り組んでもらいたいです。
3日間本当に学び多い貴重な時間でした。
Viva Celta!!!
と、ここまで
本日も身にしみる内容でございます。
そして本日伺ったBOCA JAPAN支部
片山コーチが以前働いていた場所だったそうで、さらにはスペアス、Mundo12のレアンドロコーチも以前いたらしい(笑)
狭い世界ですね
でも行かなければわからなかった